不動産会社リストとは?
不動産会社リストとは、不動産会社の会社名・住所・電話番号・FAX番号・URL・免許番号・取扱種別などを、営業活動に使いやすい形でまとめたリストです。
不動産会社向けにホームページ制作、SEO・MEO対策、広告運用、CRM、不動産管理システム、リフォーム、原状回復、保証会社、火災保険、引越し・ライフライン取次などを提案する企業が、見込み客を探すために活用します。
ひと口に不動産会社といっても、賃貸仲介、売買仲介、賃貸管理、分譲、投資用不動産、地域密着型の店舗など営業対象はさまざまです。
やみくもに架電するよりも、あらかじめ条件に合う会社をリスト化し、エリア・取扱種別・営業手法ごとにアプローチを分けたほうが、はるかに効率よく成果につながります。
不動産会社リストに含まれる主な情報
不動産会社リストに含まれる主な項目は、会社名・住所・電話番号・FAX番号・メールアドレス・ホームページURL・免許番号・都道府県・取扱種別などです。
ただし、実際に取得できる項目はサービスによって大きく異なります。
テレアポで使うなら電話番号、FAXDMならFAX番号、メール営業ならメールアドレス、郵送DMなら住所が要ります。
不動産会社の場合は、宅地建物取引業者の免許番号や、賃貸・売買・管理といった取扱情報も営業先の選定に役立ちます。
購入前にサンプルを確認し、自社の営業方法に必要な項目が実際に埋まっているかまで見ておきましょう。
不動産会社リストが活用される営業シーン
不動産会社リストは、テレアポ・FAXDM・メール営業・郵送DM・訪問営業前の下調べなど、あらゆる営業手法の起点になります。
たとえば不動産会社にホームページ制作やMEO対策を提案するなら、まず対象をエリアや業態で絞り込み、そのうえで電話やメールでアプローチすると効率的です。
刺さる提案は営業先の種類によって変わります。賃貸仲介会社なら反響獲得やMEO、売買仲介会社なら広告運用や査定ページ改善、管理会社なら原状回復・修繕・入居者対応システムなど、課題はそれぞれ異なります。
不動産会社リストは単なる名簿ではなく、営業戦略の土台として使うことで価値が高まります。
まず知っておきたい「無料で不動産会社リストを作る方法」と限界
サービスを比較する前に、そもそも無料で作れないのかを整理しておきます。
結論から言うと、会社名・住所・免許番号といった基本情報だけなら無料で入手できます。ただし、営業に不可欠な連絡先が抜けているため、そのままでは使いにくいというのが実情です。
国土交通省「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」
もっとも確実なのが、国土交通省が運営する建設業者・宅建業者等企業情報検索システムです。
全国の宅地建物取引業者を商号・都道府県・免許番号で検索でき、免許を持つ正規の業者だけをピンポイントで確認できます。閲覧できるのは、免許番号・商号・代表者名・本店/支店所在地・資本金・免許年月日・所属団体などです。
その他の無料手段
このほか、国税庁の「法人番号公表サイト」では全国の法人情報をCSVで一括ダウンロードできます(ただし電話番号や業種情報は含まれません)。
エリアで店舗型の不動産会社を洗い出したいならGoogleマップ、業界団体の会員なら全宅連(ハトマーク)や全日本不動産協会の会員検索も使えます。いずれも会員や掲載企業に限られる点には注意が必要です。
無料の公的データには「連絡先」が無い
無料で作れるなら十分では、と思うかもしれません。ところが、営業リストとして使うには決定的に足りない情報があります。
国交省のシステムで取得できるのは会社名・住所・代表者名・免許番号などの基本情報のみで、電話番号・FAX番号・メールアドレス・問い合わせフォームURLは一切掲載されていません。
つまり、公的データから名簿を作っても、そこから営業をかけるには「1社ずつ検索して連絡先を調べる」工程が別途発生します。数十件なら手作業でも回りますが、数百〜数千件規模になると現実的ではありません。
この「連絡先を埋める手間」を肩代わりしてくれるのが、次に紹介する買い切り型・サブスク型のサービスです。無料で作れる部分と、お金を払う価値がある部分を分けて考えると、選ぶべき方法が見えてきます。
不動産会社リストを購入・作成する2つの方法
連絡先まで揃ったリストを用意する方法は、大きく分けて、完成済みリストを購入する買い切り型と、ツールで自社収集するサブスク型の2つです。
どちらが優れているというより、営業の目的や運用体制によって向いている方法が変わります。
買い切り型:完成済みの不動産会社リストを購入する
買い切り型は、作成済みの不動産会社リストを購入し、CSVやExcel形式でダウンロードして使う方法です。
月額契約が不要で、必要なリストだけを購入できるため、初期コストを抑えながらすぐに営業を始められます。
初めて不動産会社向け営業を試す場合や、特定のエリア・媒体掲載会社に一度アプローチしたい場合に向いています。
自分で収集する手間がなく、購入後すぐに架電・DM・FAXDM・メール営業へ移れるのが最大のメリットです。
サブスク型:ツールで不動産会社リストを作成・収集する
サブスク型は、月額制のツールや企業データベースを利用し、自社で条件を指定して不動産会社リストを作成・収集する方法です。
毎月新しい営業先を開拓したい場合や、複数業種・複数エリアのリストを継続的に作りたい場合に向いています。
一方で、ツールの操作、条件設定、重複チェック、データ整理といった作業が発生します。
単発でリストが欲しいだけなら月額費用や運用工数が割高になることもあるため、自社で継続的に使いこなせるかを確認してから選びましょう。
買い切り型とサブスク型の違い
| 比較項目 | 買い切り型 | サブスク型 |
|---|
| 料金体系 | リストごとに購入 | 月額課金・プラン制 |
|---|
| 向いている人 | すぐに営業を始めたい人 | 継続的にリストを収集したい人 |
|---|
| 作業負担 | 少ない(買ってすぐ使える) | 条件設定・抽出作業が必要 |
|---|
| 導入スピード | 購入後すぐ | 操作に慣れるまで時間がかかることも |
|---|
| 向いている営業 | 単発営業・短期施策・テスト営業 | 継続営業・大量収集・定期的な新規開拓 |
|---|
| 注意点 | 更新頻度や項目を要確認 | 月額費用と運用工数がかかる |
|---|
単発の営業や、手元の不動産会社リストをすぐ使いたい場合は買い切り型が便利です。
毎月コンスタントに新しい不動産会社を開拓したい場合は、サブスク型のツールが候補になります。
迷うなら、まず買い切り型で営業反応を確かめ、量が必要になった段階でサブスク型を検討する進め方が堅実です。
不動産会社リストを購入できる買い切り型サービス5選
まずは、完成済みの不動産会社リストを購入できる買い切り型サービスです。
すぐに営業を始めたい場合や、月額契約をせず必要なリストだけを入手したい場合に向いています。
なお、各社の件数・価格・収録項目は変更されることがあるため、最終的な確認は必ず公式サイトで行ってください。
1.リスト王国自社サービス

リスト王国 リスト王国は、営業リストや法人リストを買い切りで購入できる営業リスト販売サービスです。
不動産会社リストでは、HOME’S掲載会社やSUUMO掲載会社など、不動産ポータルサイトに掲載されている会社をもとにしたリストを扱っています。
不動産会社向けにテレアポ・FAXDM・メール営業・郵送DMを行いたい企業に向いており、月額ツールのように自社で条件設定や収集作業をする必要がありません。
リスト作成に時間をかけず、すぐ営業へ移りたい場合に使いやすいサービスです。
ここが向いている:
月額契約をせず、必要な不動産会社リストだけを買い切りで購入したい方に向いています。
「まずは不動産会社向け営業を試したい」「今すぐアプローチ先を用意したい」という場合に選びやすいサービスです。
不動産会社向け営業では、賃貸会社・売買会社・管理会社のどこを狙うかで必要なリストが変わります。
リスト王国では目的に合わせて営業リストを選びやすいため、営業対象を明確にしてアプローチしたい場合に候補になります。
2.法人名簿エンジン

法人名簿エンジン 法人名簿エンジンは、法人名簿や営業リストを購入できる買い切り型のサービスです。
不動産関連では、不動産業者リスト、マンション管理業者法人リスト、賃貸管理業者法人リストなどを扱っています。
宅地建物取引業者や不動産業者へ営業したい場合に使いやすいサービスです。
取得できる項目・対象エリア・件数はリストによって異なるため、購入前にサンプルや商品詳細を確認しておきましょう。
3.営業リストナビ

営業リストナビ 営業リストナビは、業種別の営業リストを販売している買い切り型サービスです。
不動産会社向けでは、宅地建物取引業者を対象にした営業リストを扱っており、全国の不動産会社へアプローチしたい場合に候補になります。
リストをまとめて入手したい場合に使いやすい一方、取得できる項目・更新時期・メールアドレスやFAX番号の有無などは事前に確認しておくと安心です。
4.Listers

Listers Listersは、営業リストを検索・購入できるマーケットプレイス型のサービスです。
不動産関連では、不動産仲介・不動産売買を行う宅地建物取引業者の一覧リストがあり、会社名・都道府県・住所・免許番号・ホームページURLなどの項目を確認できます。
特定条件の営業リストを探したい企業には便利ですが、出品リストごとに品質や項目が異なる可能性があります。
購入前にサンプル・掲載件数・ファイル形式・項目内容をよく確認しましょう。
5.リストストック

リストストック リストストックは、不動産業者の法人名簿リストを商品ごとに購入できる買い切り型のサービスです。
不動産会社向けの営業リスト作成や市場調査に使える法人名簿を扱っています。
エリア別・商品別に不動産会社リストを検討したい場合に候補になります。
商品ごとに掲載件数・価格・含まれる項目が異なるため、購入前に対象エリア・件数・データ項目を確認しておきましょう。
不動産会社リストを作成・収集できるサブスク型サービス5選
ここからは、完成済みリストを買うのではなく、自社で条件を指定してリストを作成・収集できるサブスク型・ツール型のサービスです。
継続的に営業リストを作りたい場合や、複数条件でリストを出し分けたい場合に向いています。
(料金・件数は本記事作成時点の公式情報です。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。)
6.リスト収集くん

リスト収集くん リスト収集くんは、複数サイトから営業リストを収集できるサブスク型のツールです。
自分で条件を指定しながら企業リストを作れるため、継続的に新しい営業先を集めたい場合に向いています。
不動産会社リストを作る際は、収集対象サイトや取得できる項目を事前に確認しておく必要があります。
買い切り型より運用の手間はかかりますが、毎月リストを更新したい企業には候補になります。
7.Urizo(ウリゾウ)

Urizo| サービス名 | Urizo(ウリゾウ) |
|---|
| 種類 | サブスク・ツール型 |
|---|
| 主な特徴 | 30以上のサイトから企業情報を収集・リスト化。連絡先の「増強」機能あり |
|---|
| 取得項目の例 | 会社名・業種・住所・電話番号・FAX番号・URL・メールアドレス |
|---|
| 料金体系 | 初期費用+月額制(月額9,900円税込〜/1件あたり約0.88円〜) |
|---|
| 向いている人 | 不動産会社リストを自社で継続的に、低コストで作成したい人 |
|---|
| URL | https://urizo.jp/industry_details/3 |
|---|
Urizoは、iタウンページやハローワークなど30以上のサイトから企業情報を自動収集し、営業リストとして活用できるツール型サービスです。
会社名・住所・電話番号・FAX番号・メールアドレスなどを取得でき、テレアポ・メール営業・FAXDM・郵送DMまで幅広く使えます。
特徴的なのが「増強機能」で、収集元に電話番号しか載っていない企業でもネット上を再検索し、FAX番号やメールアドレスを見つけ次第リストに補完してくれます。複数サイトの重複も自動で排除されます。
名簿を1件あたり1円以下で作れる低コストと、リアルタイム収集による鮮度の高さが強みです。まず無料版(30サイトから1,500件、期限1週間)で自社に必要な項目が取れるか試してから本契約するのが安全です。
8.BIZMAPS

BIZMAPS| サービス名 | BIZMAPS |
|---|
| 種類 | データベース・ツール型 |
|---|
| 主な特徴 | 200万社超の法人データベース。独自タグで絞り込み可能 |
|---|
| 料金体系 | 無料プランで月100件までDL可。追加は30円/件、定額プランあり |
|---|
| 向いている人 | まず無料で試したい人/不動産以外も含め幅広く法人リストを作りたい人 |
|---|
| URL | https://biz-maps.com/ |
|---|
BIZMAPSは、200万社超の法人データベースから営業先を検索・取得できるサービスです。
会員登録すれば月100件まで無料でダウンロードでき、超過分は1件30円で追加購入、または定額プランでまとまった件数を取得できます。全国約3,200人のリサーチャーがデータをクリーニングしている点も特徴です。
地域×業種の基本検索に加え、独自の「オリジナルタグ」で一般的な業種分類では拾えない切り口の絞り込みができます。
不動産会社特化のサービスではないため、不動産業種でどこまで絞れるか、電話番号・住所・URLなど必要な項目が揃うかを、無料枠で確認してから使うのがおすすめです。
9.FutureSearch

FutureSearch FutureSearchは、法人リストの作成から問い合わせフォーム営業までをカバーする営業支援型のサービスです。
リストを買うというより、リスト作成と営業アプローチをまとめて効率化したい場合に候補になります。
自社で架電やDMを行うだけでなく、フォーム営業まで含めて新規開拓の仕組みを作りたい企業に向いています。
不動産会社向けに使う場合は、不動産業界でどの程度絞り込めるか、取得できる項目や送信対象の条件を事前に確認しましょう。
10.SalesNow

SalesNow| サービス名 | SalesNow |
|---|
| 種類 | 企業データベース型 |
|---|
| 主な特徴 | 1,400万件超の企業データを日次更新。SFA/CRM連携に対応 |
|---|
| 料金体系 | プラン制(料金は要問い合わせ)。無料の「SalesNow DB」で一部閲覧可 |
|---|
| 向いている人 | 営業組織で企業データベースを本格活用したい人 |
|---|
| URL | https://salesnow.jp/ |
|---|
SalesNowは、1,400万件超の法人・組織データを収録した国内最大級の企業データベースです。
業種・規模・エリアなどの条件で絞り込んで営業リストを作成でき、SalesforceやHubSpotとの連携、部署直通電話番号や組織図の提供にも対応しています。
少量をすぐ購入するというより、継続的な法人営業の仕組みに組み込みたい営業組織向けです。
料金は個別見積もり(要問い合わせ)のため、まず費用感を確認したい場合はハードルがあります。無料版の「SalesNow DB」で企業情報の一部を閲覧できるので、使用感の確認に活用できます。
不動産会社リストサービス10社の比較表
ここまでの10社を、料金タイプ・目安・向いている人でまとめました。料金や件数は変動するため、最終確認は公式サイトでお願いします。
| サービス名 | タイプ | 料金の目安 | 向いている人 |
|---|
| リスト王国 | 買い切り | リストごとに購入 | すぐ営業を始めたい人 |
|---|
| 法人名簿エンジン | 買い切り | リストごとに購入 | 宅建業者・管理業者リストを探したい人 |
|---|
| 営業リストナビ | 買い切り | リストごとに購入 | 全国の不動産会社へ営業したい人 |
|---|
| Listers | 買い切り(マーケットプレイス) | 出品ごとに購入 | 条件に合うリストを探したい人 |
|---|
| リストストック | 買い切り | 商品ごとに購入 | 商品別にリストを購入したい人 |
|---|
| リスト収集くん | サブスク(収集ツール) | 月額制 | 継続的にリストを作りたい人 |
|---|
| Urizo | サブスク(収集ツール) | 月額9,900円税込〜 | 低コストで継続収集したい人 |
|---|
| BIZMAPS | データベース | 月100件まで無料+追加30円/件 | まず無料で試したい人 |
|---|
| FutureSearch | 営業支援 | 月額制 | フォーム営業まで効率化したい人 |
|---|
| SalesNow | データベース | 要問い合わせ(無料DBあり) | 営業組織で本格活用したい人 |
|---|
不動産会社リストサービスの選び方
必要な情報項目が含まれているか
まず確認したいのが、自社の営業方法に必要な項目が含まれているかです。
テレアポなら電話番号、FAXDMならFAX番号、メール営業ならメールアドレス、郵送DMなら住所が必要です。
不動産会社向け営業では、会社名や住所だけでなく、免許番号・取扱種別・ホームページURL・掲載媒体なども役立ちます。
サンプルを取り寄せられる場合は、項目名だけでなく、実際にどれくらい情報が埋まっているかまで確認しておきましょう。
賃貸・売買・管理など営業対象を分けられるか
不動産会社は、賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理・マンション管理・投資用不動産など、業態によって課題も提案内容も変わります。
ホームページ制作やMEO対策なら店舗型の仲介会社、原状回復や修繕なら管理会社、広告運用なら売買仲介会社と相性がよい、といった具合です。
自社商材と相性の良い業態・エリアで絞り込めるかは、営業成果に直結する重要なポイントです。
かけた分だけ時間を失う、更新されないリストの怖さ
私自身、以前テレアポで営業リストを使っていたとき、いちばん困ったのが「使われていない電話番号」でした。更新の止まったリストだと、かけても「現在使われておりません」のアナウンスが返ってくる番号が多く、メールを送っても宛先不明で戻ってくることが少なくありませんでした。
相手が不在で捕まらないだけなら、時間を変えてかけ直せます。でも、番号自体が使われていないと、リストを見て、番号を確認して、架電して——という手間をかけた末に、成果ゼロで終わります。1件あたり1分だとしても、そういう番号が10件あれば10分。それがそのまま機会損失になります。
当時の私は、午前中にテレアポ、午後から訪問営業という動き方をしていたので、午前の時間の使い方がその日の成果をほぼ決めていました。限られた午前中に、いかに”つながる番号”へかけられるか。だからこそ、リストが新しいかどうかは、気持ちの問題ではなく営業効率に直結する現実的な問題だと実感しています。
リストの更新頻度は十分か
不動産会社は、移転・店舗統合・商号変更・電話番号変更などが起こります。
古いリストを使うと、不通や宛先不明が増え、営業効率が大きく下がってしまいます。
リストを選ぶ際は、いつ時点のデータなのか、どのくらいの頻度で更新されているのかを確認しましょう。
特にテレアポやFAXDMでは、古い情報が多いほど担当者の負担も増えるため、データの鮮度は重要です。
料金体系が目的に合っているか
単発なら買い切り型、継続的にリストを作るならサブスク型が基本です。
ただし単純な価格だけで比較せず、リスト作成にかかる時間や担当者の作業負担も含めて判断しましょう。
安く見えるサービスでも、収集や整理に時間がかかれば結果的に高くつきます。
逆に買い切り型で単価がやや高くても、すぐ営業に使える状態なら、営業開始までのスピードを早められます。
サンプルリストを確認できるか
サンプルを確認できるサービスなら、項目・データ形式・情報の埋まり具合を購入前にチェックできます。
可能であれば、電話営業・DM送付・メール営業のうち、自社が実際に行うフローで使えるかまで確認しておきましょう。
サンプルを見ずに購入すると、必要な項目が不足していたり、想定した業態と違っていたりすることがあります。
不動産会社リストは、件数だけでなく「自社の営業に使えるか」で判断するのが大切です。
不動産会社リストを営業で活用するコツ
営業対象ごとに提案内容を変える
同じ不動産会社でも、刺さる提案は営業対象によって変わります。
賃貸仲介会社なら反響獲得やMEO対策、売買仲介会社なら広告運用や査定ページ改善、管理会社なら原状回復・修繕・管理システムなど、課題はそれぞれ異なります。
リストを営業対象ごとに分けておくと、営業トークや提案資料を切り替えやすくなります。
一律の文面を送るより、相手の業態に合わせた提案にするほうが反応率を高めやすくなります。
エリアごとにアプローチを分ける
不動産会社は地域密着型のビジネスが多く、営業エリアによって課題や集客方法が変わります。
都市部・地方・駅前・住宅街・観光地など、エリアごとに営業スタイルも異なります。
エリアごとにリストを分けておけば、地域性を踏まえた提案がしやすくなります。
テレアポの時間帯や訪問営業のルート設計もしやすくなり、営業効率の改善につながります。
営業手法ごとに使う項目を分ける
電話営業・FAXDM・メール営業・郵送DMでは、必要な項目がそれぞれ異なります。
すべての情報を一つのリストで見ようとすると、かえって使いにくくなることがあります。
電話営業用には電話番号がある会社だけ、FAXDM用にはFAX番号がある会社だけ、メール営業用にはメールアドレスがある会社だけを抽出しておくと、無駄な作業を減らせます。
不動産会社リストは、購入後に営業手法ごとに整理して使うことで、より実践的になります。
不動産会社リストを利用するときの注意点
古いリストは移転・商号変更に注意する
不動産会社は、店舗移転・支店統合・商号変更・電話番号変更などが起こります。
古いリストには、移転済みや現在使われていない情報が含まれる可能性があります。
できるだけ新しい情報をもとにしたリストを選び、必要に応じて営業前に会社URLや宅地建物取引業者情報を確認しましょう。
特に大量にアプローチする場合は、データの鮮度が営業効率に大きく影響します。
メール営業・FAXDMは配信ルールを確認する
メール営業やFAXDMを行う場合は、関連する法律や配信ルールに配慮が必要です。
一方的な大量送信にならないよう、送信目的の明示や配信停止方法の用意など、送り方のルールも整えておきましょう。
営業リストを持っていることと、自由に送信できることは別です。
リストの取得元や使用方法を確認し、自社の営業活動が適切な形で行えるよう準備することが大切です。
公開情報をもとにしたリストか確認する
営業リストを利用する際は、どのような情報をもとに作成されたリストなのかも確認しておくと安心です。
公開情報をもとにしているか、取得元や項目が明確か、販売元が信頼できるかをチェックしましょう。
不動産会社リストは、宅地建物取引業者情報・不動産ポータルサイト・会社公式サイトなど、公開されている情報をもとに作成されるケースがあります。
購入前にサンプルや商品説明を確認し、どのようなデータなのかを把握してから利用しましょう。
まとめ|不動産会社リストは目的に合わせて選ぼう
不動産会社リストを用意する方法には、無料の公的データベースから自分で作る方法、完成済みリストを買う買い切り型、ツールで自社収集するサブスク型の3通りがあります。
無料の公的データには連絡先が含まれないため、営業にそのまま使うには手間がかかります。ここをどう埋めるかが選び方の分かれ目です。
すぐ営業を始めたい・月額契約をせず必要なリストだけ使いたいなら買い切り型、毎月継続して新規開拓したいならサブスク型が候補になります。
まずは自社の営業方法に必要な項目を整理し、営業対象・エリア・件数・データの鮮度・サンプルの有無を確認したうえで、目的に合ったサービスを選びましょう。